1995年 Merck KGaA、株式を公開。
2001年 新しいブランドデザインを導入。
2003年 大腸(結腸・直腸)がん治療薬Erbitux®を発売。
2004年 世界最先端の液晶製造施設をダルムシュタットに建設。
2007年 スイスのバイオ医薬企業Serono(セローノ)社を買収。ジェネリック部門を売却。 増資を実施。Merckが、フランクフルト証券取引所上場のドイツの主要30企業で構成されるドイツ株価指数(DAX)採用銘柄になる。
Merck KGaAの株券(1995年)
持続的な成長とそれに伴う資本需要の増加が、構造変化をもたらしました。最も重要な転換点は、1995年、株式合資会社としてのMerck KGaAの設立でした。その24億ドイツマルクという規模は、ドイツにおける史上最大(当時)の株式公開でした。現在、Merck KGaAがMerckグループの経営管理を担っており、メルク家が合名会社E. Merck OHGを通じてMerck KGaAの株式の約70%を保有し、残り30%が市場で取引されています。
Glucophage®の製造(2000年前後)
製品開発の基礎となるべき研究が継続されています。1990年代初めには、世界的に大型製品となったGlucophage®の登場により、2型糖尿病の治療が重要な治療分野になりました。
米国VWR International社(2000年)
1999年に完了した米国の実験室用製品販売会社VWR Scientific Products社の買収は、Merckの歴史の中でも重要な買収のひとつとなりました。この企業はその2年後、ヨーロッパMerck Eurolab Groupと合併してVWR Internationalとなり、実験室用製品販売事業において包括的サービスを提供できる世界のリーディング・カンパニーとなりました。なお、医薬と化学品という中核2分野に集中する過程の中で、Merckは2004年に実験室用製品販売事業から撤退しました。
セツキシマブ承認申請資料の提出
Merck独自のがん治療研究の基盤が整ったのは、1980年中頃のことです。2003年の終わりには、大腸(結腸・直腸)がんを適応として、セツキシマブを有効成分とするErbitux®が海外で最初に承認されました。
液晶の製造(2004年)
2004年、世界最先端の液晶製造施設が、ドイツのダルムシュタットに完成しました。その総投資額は、約2億5,000万ユーロに上ります。液晶は携帯電話やパソコンのモニター、薄型テレビなどに使用されています。また、携帯情報端末(PDA)や時計、ゲーム機、ノートパソコン、数多くの産業用コントロールパネル、カーナビなどのディスプレイにも使われています。